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PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.68 「日曜学校」

 

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「日曜学校」

   

私が、小学生になったばかりの頃は、堺の浅香山というところに住んでいました。

私の家は、キリスト教徒ではなく、どちらかというと宗教的なことにあまり関心のない家庭

(一応、家の宗派は浄土真宗です)だったのですが、その頃、どういうわけか

『日曜学校』なるものに、しばらく通って・・・いや、通わされていました。

当時の休日は、母親にデパートでのショッピングに連れて行かれることが、

よくあったのですが、すぐ、どこかに隠れて、わざと迷子になり、陰からかくれんぼ

のような感じで、母親たちが探し回るのを面白がって見ていたことが、何度かあったそうで

(あまり、そのことについては、はっきり覚えていないのですが母親からすると、

タチの悪い子供だったようです)とうとう母親が怒って、

「すぐ、迷子になって、あんたなんか、もう二度とデパートに連れて行かないからね」

と、叱られたことが、ぼんやりと記憶に残っています

母親も、そんな私を持て余し、日曜学校に通わせたのかもしれません。

さて、日曜学校は、家から歩いて4,5分ぐらいのところにあり

小さなプレハブの工事現場などで見られるような建物でした。

日曜学校に行くとまず、最初に教会の神父さん?らしき人の

あいさつがあり、讃美歌を歌ってキリスト教に関する、お話がありました。

お話が終わると、出席カードにシールを貼ってもらい

最後が、おやつタイムでした。

ずいぶん昔のことなので、神父さんがどんなかただったか、また

どんな話をされたかは、お覚えてはいないのですが、

たしかクリスマス会の時に聞いた、アフリカの首刈り族の話だけは

不思議に、記憶に残っています。

                   

アフリカのある国に、西欧の国から、熱心な宣教師が布教活動にきていて

ジャングルの奥地にある、ある部族に布教を行っていたそうです。

その部族では、毎月、部族が神に祈りをささげる祭の日に、部族外の人間を殺して、

首を刈り、生贄として神に捧げる首刈りの風習があったそうです。

宣教師は、「人を殺して、その首を生贄に捧げる」という、恐ろしく、

罪深い行いをすぐにやめて、悔い改め、キリスト教を信じるように、

部族の族長の息子に、毎日、熱心にキリストの教えを説きました。

そうした甲斐があって、族長の息子は洗礼を受け、キリスト教の

信者になりました。

彼は、父である族長を説得しますが、族長は、頑なに生贄を中止することを拒みます。

そのうち、祭の日が迫ってきました。

祭の数日前から、村の男たちは、生贄を求め走り回りますが、生贄となる人間が

全く見つかりません。村の長老会議で、どうするか協議します。

生贄が見つからなければ、村から誰か生贄を選ばなければなりません。

あれこれ議論した後、祭の前日までに生贄が見つからなければ、

やむを得ないが、村に来ている宣教師を生贄とするという

決定がなされました。

祭の前日になっても生贄は、依然見つかりません。

夕闇が迫るなか、族長を頭に、村の男たちは生贄を求め

隣村との境界近くの森の小道で、待ち伏せをしていました。

すると、薄暗い中、松明を持ち、マントのようなもので

顔を覆った、男がゆっくりと歩いて来ました。

男たちは、毒矢つがえ、生贄となるものが、毒矢の射程に入るまで

息をひそめて待ちます。

「ビュッ」鋭い音のあと、「ギャッ」という声がしました。

村の男たちは、「やった!」と背中に矢がささり、ひっくり返り、呻いている男に

近づき、首を刈るため、顔を覆っている。マントをはぎ取りました。

何と、その男は、族長の息子でした。

族長の息子は毒が全身に回り、死を目前にし、最後の力を振り絞り

族長に、生贄をやめることを訴えました。

自分の師である宣教師が、生贄にされることを耳にした息子は、

自分に生贄なることで、宣教師を救い、また、父である族長に死を賭して

首刈りの悪習を止めさせようと身代りになったのでした。

族長は、深い悲しみと、息子の願いを聞き入れてやれなかった後悔で、

邪教の信仰を捨て、キリスト教の洗礼を受けました。

その部族のすべての人間も族長に倣い、キリスト教の

洗礼を受けました。

自己犠牲のもとに、宣教師は、自分を救い部族の悪習を

止めさせた族長の息子に、人々の罪を購うため、十字架に架かった

キリストの姿を感じ、深い感銘を覚えこの話を自分の国に帰り、人々に伝えました。

                   

  

インプラントの手術が終わって、少し遅めの昼食を昼食を一口、二口と、口にしたとき

「先生、患者さんが予定よりも早くこられました」

スタッフが声をかけてきました。

食べかけの昼食を、そのままに、その患者さんの治療へ。

治療を終え、昼食を再開すると、別のスタッフが、呼びに来ました。

「予約外ですが、義歯の調整の患者さんがこられています、少し急がれているようです」

「ちょっと待って、もらって」

『いや、いけない・・・昼食の途中で、少々お腹がすいていても、そんなことぐらい』

「いや、すぐ行くから」

そんな時は、あのアフリカの首刈り族を思い出し、自分を戒めることがあります。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

   

※この話は、40数年前、日曜学校で聞いた牧師さんの、お話を自分の中にある

イメージを増幅させ、多少、脚色して書きました。

オリジナルのストーリーとは、幾分違っているかもしれません。

日曜学校の関係のかたで、オリジナルのストーリーをご存知のかたに、おことわり申し上げます

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.67 「夜が怖い」

 

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「夜が怖い」

  
夜が、仕事が終わって家に帰るのが怖い。

知らず知らずのうち、本屋や、赤提灯などに

足が向いて時間をつぶしてしまう・・・

実は、夜が・・夜が怖い。

夜、家に帰って、妻の顔を見るのが怖い・・・。

ナンチャッて、これは冗談です(笑)

妻にたいして、一点の曇りもないほど疚しいこともないし、

妻の顔を見るのが毎日嬉しいぐらいです。

(ヨイショ、ヨイショ もうひとつついでにヨイ ショ)

ホント、ホント。

「夜が怖い」 私と同業の歯科医の先生なら、

「夜が 怖い」と一度は感じたことが、あるのではないかと思います。

「夜が怖い?」正確にいうと「夜の眠りが怖い」 「眠りが怖い?」

あれですか、ずいぶん昔、話題になった、あのホラー映画

怪人フライドチキン、それはケンタッキーだったな。

う~ん、名前が出てこない

フライデー・・・ フライデーは金曜日

そうかジェイソンだ、それは「13日の金曜日」だったよな

そう思い出した!フレディーだ。

そのフレディーという怪人が悪夢にでてきて

 夢の中で惨劇を起こし、夢と同じ事が現実になる

ほれ、「エルム街のなんとか」、そう「エルム街の悪夢だ!」

「何が、悪夢なの?一人でブツブツ気持ち悪い。

うん? 『エルム街の悪夢』そんな映画、マニアックなオヤジしか知らないのとちがう?」

突然、妻が、怪人フレディーのようにブログに乱入して来た。

《エルム街の悪夢の映画予告画像です ※注意 ホラー映画ですので、苦手な方は再生しないで下さい

あらすじ:エルム街に暮らす高校生たちの、夢の中に利な鉄の爪をつけた怪人が現れ、彼らを脅かす。

夢の恐怖は現実化し、体には傷まで残っていた。悪夢とともに殺人事件が続く中、彼と闘うことに……。

夢の中のみならず、現実にも出現する殺人鬼の恐怖を描く。》

冗談はさておき、先日11月20~21日に、私が所属しております、

日本口腔インプラント学会『第30回近畿・北陸支部、

総会・学術大会』が、福井県で開催されました。

簡単にいいますと、インプラントの技術や知識の向上を

目指し、興味をもって勉強されている、近畿および、北陸

地区の先生のための、年に一度の大きな勉強会です。

私も、20日の土曜日の午後から、診療をお休みさせていただき、泊まりがけで勉強しに

行ってきました。この大会の中で「睡眠ブラキシズムとインプラントの咬合」というテーマで

特別講演がありました。

講師は、関東の歯科大学の矯正の教授、そして、その大学の学長もされておられ、

我々の業界では、著名な権威の先生で、大変素晴らしい講演でした。

ブラキシズムとは、「歯ぎしり」のことで、

グライディング:上下の歯を強く擦り合わせる動作。

         一般的には、これを「歯ぎしり」と呼ぶ事が多い

クレンジング :上下の歯を強く噛み合わせる動作。簡単にいえば「くいしばり」です

タッピング  :上下の歯をカチカチ噛み合わせる動作

         動作の様式から、上の三種類のパターンに分類されます。

やっかいなことに、この「歯ぎしり」により、睡眠時など無意識下で

想像を絶する強い力が、歯や、歯周組織、顎関節などにかかり、

歯の咬耗、破切、知覚過敏、虫歯、歯周病進行、顎関節症など

様々なトラブルを起こします。

この、「歯ぎしり」は病的なもので、咬唇癖(くちびるを咬むくせ)

弄舌癖(舌をあちこち動かすくせ)などのように、無目的、無意味に

無意識下に行われる、異常習癖と云われていましたが、

講演の中で、講師の先生は、歯ぎしりは生理的な活動で、

程度の差はあっても、ほとんどの人が行っているそうです。

あるリサーチでは、97、8%の人が睡眠時に歯ぎしりを行っており、

歯ぎしりをしていなかった人は、うつ病等、精神的な病気をもって

おられる人だったと、報告されていました。

この、歯ぎしり、精神的、肉体的ストレスを歯ぎしり行なう事で、発散しているという。

多くの野生動物は、ストレスをうけると、咀嚼器官を使い、そのストレスに

反応するそうで、簡単にいうと、狼などが敵に遭うと牙をみせ、威嚇する行動をとります。

私の妻も、ときに牙をみせ威嚇しますが、私が大きなストレスなのでしょうか?

これまた、冗談です(笑)

いずれにしても、野生動物にとって外敵に遭遇することが、

最も大きなストレスなわけで、そういったときに、彼らは

歯を食いしばり、牙を見せ相手を威嚇するという行動をとるそうです。

人は、高度に大脳が発達し、野生動物のように咀嚼器官を使い

牙を見せ、歯を食いしばるなどの、ストレスを発散させるという行動は、

覚醒時に抑制され、睡眠時や無意識化で、歯ぎしりをしてストレスを

発散させる活動が、大脳の指令により行われるそうです。

今から15、6年ぐらい前になりますが、私の左の下の奥歯(一応専門家なので

正確に言うと下顎左側第一大臼歯です) が、朝食に柔らかいパンを食べて

いたら欠けてしまいました。

私は、強度のブラキサーらしく、何度か母や姉に、

眠っているとき、ギリギリと歯ぎしりの音がうるさくて

眠れないと指摘されたことを覚えています。

おそらく、このときも眠っているときに歯ぎしりをしていて、

それまで、歯ぎしりでダメージを受けていた歯に、亀裂が入り、

たまたま柔らかいものを食べて、歯が欠けたものと思います。

(通常の咀嚼の際にかかる力ぐらいで、歯が欠けることは考えられません)

ある研究によれば、歯ぎしりで第一大臼歯に瞬間的にかかる力は、自分の体重の

約1.5倍にもなるともいわれています。

私の場合であれば、60kg×1.5=90kgすなわち、軽量級のお相撲さんが、

ドスコイ、ドスコイと歯の上に乗っかていたことになるわけです。

そりゃ~、歯も欠けたりもしますわな。

マウスピース

そういう、苦い経験があって、夜間眠るときには必ず、

歯ぎしり防止のナイトガード(プロボクサーなどがはめている

マウスピースの親戚みたいなものです)をはめています。

「歯ぎしり」をしていると自覚しているかた、

「歯ぎしりなんかしていない」と思われているかたも

朝顎がだるい、歯が全体的に削れてきたよう感じがする

知覚過敏で全体的に歯がしみるなどの症状があるかたは、

一度、チェックされることをお勧めします。

でないと「夜は怖い」、「眠りが恐ろしい」ということに

なるかもしれませんよ。

医療法人 ソエダ歯科診療所 院長 添田義博

ブラキシズムに関しては、様々な説があります。

  ブログの中で書いたことは、医学的に実証されていない部分もありますので、ご了承ください

当院では『ブラックスチェッカー』といって、睡眠中に歯ぎしりをしているか調べる方法があります。

その結果によって、マウスピース等の必要性がわかります。  詳しくはコチラ

トラ画像:クリエイティブ・コモンズ by:Tambako the Jaguar

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.66 「ぬれ落ち葉」

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「ぬれ落ち葉」

   

毎日、妻と近くの公園を散歩しますが(ブログ虫の声を見てね)

季節が、秋から冬へと移り変わりつつあることを感じます。

実際の公園の写真です

つい2、3週間前までは、聞こえていた虫の声も

鳴りを潜め、枯葉がハラハラと舞い落ち、枝に残っている

葉っぱの数も疎らです。

散歩道は、落ち葉で覆い隠され、黄色や褐色の絨毯を

敷きつめたような感じで、歩くたびに落ち葉がカサカサと

音をたてます。

落ち葉の中を、歩きながら「秋が終わり、冬がやって来たな~、

そうこうしている間にクリスマ ス、大晦日、1年経つの早いよな~」と

妻に話しかけると、こちらの話しかけにも上の空で、妻のスニーカーにへばりついた

落ち葉か何かを剥がそうと、強く足踏みしたり、靴を地面に擦りつけたりしています。

「ん?落ち葉、ぬれ落ち葉、昨日の雨でぬれている落ち葉が靴に

へばりついて離れない、気持ち悪い、本当にもう~」

渡辺淳一 「孤舟」

その光景をみて昔、流行語となった「ぬれ落ち葉(族)」と

いう言葉が思い浮かびました。

(今でいうなら孤舟族ですか。渡辺淳一先生の「孤舟族」という

10万部以上売れている最新作からでた言葉です)

この、「ぬれ落ち葉(族)」定年退職した夫のことで、

仕事一途だった夫が、家では邪魔な存在であることを表現した言葉だそうです。

家でやることのない定年後の夫が、妻が出かけようとすると

「わしもついて行く」といって、どこにでもへばりついてこようとする姿が、

払っても、払っても、なかなか落ちないぬれ落ち葉のようだという、ある主婦の発言を

評論家の樋口恵子さんが紹介し、それが広がり1989年の流行語大賞にまで選ばれました。

アラフィーの男の立場からすると、この「ぬれ落ち葉」という言葉は、何となく

「人生の晩秋をむかえた男の悲哀」を感じさます。

一生懸命、人生の春、夏、秋と家族のため働いてきて、冬(定年後)を迎え、

自分の拠り所となる仕事がなくなり、毎日どうして過ごせばいいのかわからない。

一番の理解者だと思われた妻も、気づいてみれば、大きな溝ができていて・・・・・

(もちろん夫を持つ女性の立場からすると、そうなって当然という原因があるでしょうが)

私に関して言えば、妻とも一緒に散歩していますので、今のところ、ぬれ落ち葉のように

鬱陶しがられているような気配もなさそうです(本当のところは分かりませんが)

そして、なにより幸いなことに、私の仕事は定年はありません。

「定年を過ぎた年になっても妻から『ぬれ落ち葉』と

鬱陶しがられないように、いつまでも健康で、患者さんに、

喜ばれる治療をしないといけないな」と木枯らしの吹く中、

落ち葉を踏みしめながら、ぬれ落ち葉を払いのけようと

足踏みしている、妻をみて思うのでありました。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.65 「師走」

 

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「師走」

   

師走に入ると、いつも世の中が慌ただしく新しい年に向かって

進んでいき、時間の経つのも心なしか早いように感じます。

私の仕事も、師走に入ると、新年を迎えるまでに、歯を治したいという

患者さんが、たくさん来院されるので、結構忙しくなります。

ところで、この「師走」とは、旧暦の12月のことで、

何故、「師走」と云われるようになったのかは、様々な説があります。

①    12月「年が果てる」意味から 「年果つ」(としはつ)が「しはす」に変化したという説

②    「四季の果てる月」を意味する「四極(しはつ)」から変化したという説

③    「一年の最後を為し終える」という意味から「為果つ」から変化した説

④    平安時代、僧侶たちがこの時期にはいると仏事などで忙しく、あちこちに呼ばれ

馳せ参ずるため「師馳せ」と云われるようになりやがて、「師走」という当て字が、

使われるようになり、それが定着したという説{平安時代末期の色葉字類抄

(いろはじるいしょう)という書物にかかれているそうです。

どの説が正しいかどうかはっきりしていないようですが、

個人的には④の説が、しっくりくるような気がします

師走であろうと、師走でなかろうと、

いつも、スタッフとともに患者さんのために走りまわり

患者さんに求められる、良い治療をしていきたい思います。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博 

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.64 「木枯らし」

 

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「木枯らし」

   

木枯らしが吹く季節になりました。

木枯らしは、日本の太平洋側の地域で、晩秋から初冬にかけて、北のほうから

(正確には北から西北西)吹く強い風(風速8m以上)のことをいうそうです。

気象のことは全く詳しくないですが、

冬型の気圧配置になったことを示す現象だそうです。

ところで、「木枯らし」というと、「木枯らし紋次郎」という中村敦夫さん

主演のテレビドラマを思い出します。

当時、たしか中学生になったばかりの頃だったと思います。

私は、この番組が大好きで、毎週、放映されるのを楽しみにしていました。

また、結構、人気もあったように思います。

この番組の上条恒彦さんの主題歌「だれかが風の中で」も大ヒットして、

シングル盤のレコードを購入したこと覚えています。

  

私のような、アラフィーからアラ還の世代のおっちゃんなら

番組を見たことがあるかたも多いのではないでしょうか。

上州新田郡、三日月村出身の主人公 無宿渡世人 紋次郎は

派手な殺陣で 、刀を振り回し、カッコよく、悪役をバタバタと切り伏せていく

勧善懲悪ものの従来の時代劇のヒーローとは違い、あまり、人と関わりを

もつことを避け、面倒なことに巻き込まれることを嫌う

己の腕だけで生き抜いてきた、一匹狼でニヒルであまり感情をあらわにしない

中村敦夫さんの演技は、はまり役だったように感じます。

格闘シーンも、刀と刀で、派手に切り合うシーンはあまりなく

よろけながら、また、泥だらけになりながら取っ組みあい

刀も使っても、相手の刀をはたき落としたり、突いたり

泥臭い殺陣で、本当の喧嘩のようで

それがまた、何だか、とても新鮮で、これぞ新しい時代劇だと

感動したことを覚えています。

紋次郎の「あっしには、かかわりのねえこって」という

決まり文句が、カッコよく、長い楊枝を口にくわえ、吹き矢のように

「ヒュッ」と飛ばし、狙いどおりのところに、つきさすシーンも印象的でした。

台所から、こっそり串料理用の串をもち出し、自分の部屋で、紋次郎の真似をして、

口にくわえて飛ばす練習をしていると、母が部屋にきて、床に散らばった数本の串を見て

「あんたでしょ、台所から串料理用の串持って行ったの」

「あっしには、かかわりのねえことでござんす」

「なにがかかわりのないことや、あほ!

中学生にもなって、そんなことして」

そう言って、怒られたことを覚えています。

ところで、みなさん、食事の後に、食べたものが、挟まると気持ち悪いですよね。

そんなとき、楊枝を使いたくなりますが、歯科医の立場から言うと

楊枝は、先がかたく歯肉を傷つけやすいので、あまりお勧めできません

(もちろん、ちょっとした食べ物を突きさし、フォークのように使うにはとても便利な

道具だと思います)

歯間ブラシ

できれば、ご自分にあったインターデンタルブラシ(歯間ブラシ)や

フロス(糸楊枝)を使うことをお勧めします。

そして、ときどき歯医者さんでチェックを受けられることをお勧めします。

 

医療法人 ソエダ歯科診療所 院長 添田義博

present

ブログを読んで、来院頂いた方、先着20名様に、歯間ブラシプレゼント!

受付で「木枯らしのブログ読みました」と言ってくださいね。

 

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.63 「Hospitality ホスピタリティー」

 

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「Hospitality ホスピタリティー」

 

先日の土曜日11月13日に、私が役員をさせていただいている

美容口腔管理学会という学会の

年に一度の大会が、梅田で開催されました。

大会では、教育講演の座長(仕切り役)を

させていただきました。

講師の先生は、テレビ、ラジオなどの司会者、

美容情報番組、歯科情報番組などのレギュラー

レポーターとして出演され、歯科医院の受付マナー

研修やスタッフ研修などの講師としても活躍されている、すてきな女性のかたでした。

「歯科医院が今こそ求められるクライアント(患者様)への対応」という

テーマで1時間という短い講演でしたが、なかなか得るところが多い講演でした。

講演の中で、その先生は、本当の意味でのHospitalityホスピタリティーを考えると

患者さんの目線に立ち、患者さんの心理、ときには感情を知ることが重要であると

話されていました。

そして、そのために最初の3分間じっくり相手の言葉に耳を傾けることが

信頼関係を、築いていく上で大切であるということを強調されていました。

hospitalityホスピタリティーという言葉が、強く印象に残り、気になったので、

学会が終って帰宅し、その意味や派生語など、辞書を開いて調べていました。

『hospitalityホスピタリティー=もてなすこと、歓迎、受容性か、

最近、もてなしの精神が大事だといわれているよな~』

「あなた、このソファーどう思う?」

妻が、家具のカタログを見ながら、しゃべりかけてきた。

『hospice=ホスピス 末期患者の看護療養施設、宿泊所、

ふ~ん、hospitalityホスピタリティーの派生語か

末期の患者さんだから、温かい、もてなしが必要だよな、』

「これ、デザインがおしゃれと思わない?」

『hospitalホスピタル=病院、(貧困者、老人のための)収容所。これは、病気になった人を

治療したり、看護したりするところだから、ホスピスと同様hospitalityの派生語だな、

う~ん、なるほど』

「この色、とても素敵でいいと思わない」

『hostホスト=(お客をもてなす)主人、旅館の主人、当然hospitalityの派生語でしょ、

ひごろ旦那さんにもてなされない奥さんたちが、こっそりホストクラブに通うと週刊誌に

かいてあったな~』

「聞いてるの?」

妻のいうことも上の空で、ろくろく、見もせず返事をかえした。

「うん、いいんじゃない」

『hostessホステス=(お客をもてなす)女主人、旅館の女将、これもhospitalityの

派生語、結婚前は、たまにカワイイホステスさんのいる飲み屋さんにいったな~」

「ちょっと、いいかげんにして、聞いているの、何を聞いても上の空で・・・・」

『hostilityホスティラティー=敵意、反感、敵・・・これは派生語ではないよな』

ふと、妻をみると敵意のある眼差しで、

睨んでいるではありませんか!

そう、女性講師の先生が言ったように、

(たとえ、夫婦であっても)

会話をはじめて3分間はじっくり相手のいうことに、

耳をかたむけることが大切であると。

でないと、hospitalityホスピタリティーが

hostilityホスティラティーに変わってしまうおそれがあります。

皆さん! 添田歯科では、スタッフ一同、

hospitalityホスピタリティーということに視点をおいて

来院していただいたかたに、気持ちよく治療を受けて頂けるよう

頑張っていきたいと考えています、よろしくお願いいたします。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.62 「もみじ」

 

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「もみじ」

 

紅葉の季節といえば、もみじが思い浮かびます。

「晩秋」という季節に紅葉し散っていく事から

人の人生を四季にたとえた場合、人生の晩年を

表わす象徴としても使われます。

もみじマーク

高齢者が自動車に貼る「もみじマーク」が

その代表的なものでしょう。

秋を有終の美で飾り、はらはらと散ってゆく色づいた

もみじの葉を見ると、冬の足音が聞こえてくるようで

ほのかな寂寥感を覚えます。

そして散りゆく「もみじの葉」は、

良寛さんの辞世の句を思い出させてくれます。

「うらを見せ おもてを見せて 散るもみじ」

私のような凡人は、俳句の嗜みはありませんし、後世に名を残す名僧で

歌人でもある良寛さんが人生の最期に、この句を詠んだ時の心境は到底わかりません。

あくまでも個人的な感想ですが、人生の酸いも甘いも知りつくし出家し、

おもてもよし うらもまたよし 生きるのもよし そして死ぬのもよし。

最期は、おもてにも うらにも こだわらない、その様な静寂な境地から

この句が出たのではないかと思います。

「あなた、靴下がうらおもて逆よ」

「あっ、お風呂マットうら向きになっている」

「ここに入れてた書類、うらがえしになってる。あなた触ったでしょ」

そうです、妻は結婚して年数が経つにつれて私が見せる、もろもろのうらの部分が

気になるようです。

それでも、おもてを見せ うらを見せてお互い仲良く年をとっていければと

考えています。(妻はどう思っているか知りませんが)

ところで皆さん 食後の歯磨きは、おもても うらも、

歯と歯の間、そして咬む面もしっかりと磨いて下さい。

そして半年に一度は、歯医者さんでお口のチェックを

受けられる事をお勧めします。

でないと いつの間にか、もみじの葉のように抜け落ちてしまうかもしれませんよ。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

          

※良寛(りょうかん):俗名:山本栄蔵 号 大愚   

1758(宝暦8年)~1831(天保2年)江戸時代後期の曹洞宗の僧。歌人・漢詩人・書家                                    

※もみじマーク:シルバーマークとも言われる。正式には「高齢者運転者標識」と言って、

75才以上の高齢者は自動車につける事が義務付けられている

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.61 「いい歯の日」

 

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「いい歯の日」

   

「今日は、何の日か知ってる?」

夕食後、歯磨きをしていると、妻が尋ねてきた。

私 「11月8日? 結婚記念日は4月だし子供や家内の誕生日でもないし

   う~ん、家内にプロポーズした日、そんな日、もう覚えていないし・・・・」

妻 「わからない?11月22日は?」

私 「この前 旅行の広告で、いい夫婦の日特別ツアーってあったから

   いい夫婦の日だろ、うん、あ!11月8日、いい歯の日か」

私が大学を卒業し働きだしたころは、歯に関する記念日といえば、

虫歯予防デーの6月4日しかなく、「いい歯の日」などは、なかったように

思います。

インターネットで調べてみると、いい歯の日は今から25年前、

北海道の十勝、『故 林博道先生』が、一年に一度、

6月4日の虫歯予防デーだけでは、不十分で子供たちのように、

学校検診を受けることのない歯周病にかかっている大人や、

高齢者などを対象とした、歯科啓蒙活動、歯科検診をする

べきだと提唱され、語呂がいいので11月8日「いい歯の日」

として始まったそうです。

そして1993年に日本歯科医師会が

「11月8日=いい歯の日」として、正式制定したそうです。

お恥ずかしい話、歯科医師である私も、妻に言われて

思い出したようなもので、これからは、歯科医師としてそういった

啓蒙活動をし、患者さんのお口の健康を維持する、お役に立ちたいと思います。

「いい歯の日」特別企画として

ブログを読んで来院して頂いた方に限定で、

素敵な、歯のケアーグッズを

プレゼントいたします。(11月27日まで)

受付で、「いい歯の日の院長ブログ見ました」とおっしゃって下さいね。

     

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.60 「三じゅうコース」

  

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「三じゅうコース」

   

秋も深まり味覚を楽しませてくれる季節になると

昔の父の事を思い出します。

父は30代の働き盛りの頃、体重が100キロ以上もあり

よく太っていました。今で言えば完全にメタボですね。

 朝早くから夜遅くまでバリバリと仕事をこなしていて

日曜日も、技工の仕事などで時々出勤していました。

仕事もよくしていましたが、よく食べ・よく飲み・よく遊ぶ。

ストレスも多かったのか、タバコはピース缶を1日1缶は吸っていた様です。

当時は昼食を食べられない程 忙しい日が頻繁にあり、仕事が終わった後

昼食にありつけなかったスタッフ達を診療所近く(難波界隈)の食事処へ

夕食に連れて行ったようです。

 勤務していたスタッフの間では、この父の奢りの夕食は「三じゅうコース」として有名でした。

父が好んで行く店が「はりじゅう」「まるじゅう」「ぼてじゅう」とすべてに

「じゅう」が付き、1日2軒は必ずハシゴをしていました。

絶好調の時は3軒ハシゴをする事もあったので「三じゅうコース」という

名前がついたそうです。

私が大学を卒業し、父の診療所で働き始めた頃には、残念ながら3軒ハシゴをする

「三じゅうコース」はなく、一緒に行った事はありませんでした。

しかし秋の鍋物が恋しくなる頃、たった1度だけ「三じゅうコース」が復活した事がありました。

はりじゅう

「三じゅうコース」の最初は、すきやき・しゃぶしゃぶの

「はり重(はりじゅう)」です。

「はり重」は道頓堀橋のすぐ南の御堂筋東沿いにある老舗で、

私の診療所から歩いても5分とかからない所にあります。

まずここで「しゃぶしゃぶ」等を十分に堪能し、ビールやお酒も

じゃんじゃん飲んでお腹一杯、ほろ酔い加減。 

普通ならここでお開きになるのですが、「三じゅうコース」の

途中で帰るのは御法度のようで、当時のスタッフはお腹が

苦しくても父の機嫌を損ねてはいけないと思い?!

父について行った様です。

父は皆を引き連れて颯爽と「次に行くぞ!」と「⊕(まるじゅう)」へ。

まるじゅう

「⊕」は お寿司屋さんです。当時は「はり重」から目と鼻の先に

あり、同じ御堂筋沿いにありました。(現在は当時の場所から

少し離れた、御堂筋の西側一筋入った所にあります)

このお寿司屋さんは、昭和26年創業以来60年近く

南で看板を守っていて、桂米朝さんや桂春団治さん

等もよく通った、歴史のあるお店です。

さて「⊕」では、上にぎり・巻きずし・刺身に赤だし・茶碗蒸しに

お酒にビールと父が注文をし、テーブルの上はあっというまに

お寿司とお酒で溢れんばかりになります。

まるで大食い選手権のごとく、食べ物の洪水にさらされ

お腹一杯過ぎて、苦しそうな者や酔いがまわって ろれつのまわらない者・

ぼてぢゅう

もう眠り込んでいる者に向かって

父は再び「さあ、次い行くぞ!」と号令一声。

「三じゅうコース」最後の関門は「ぼてじゅう」です。

「ぼてじゅう」も戦後まもない昭和21年に創業した

大阪難波に本拠を構える、お好み焼きと焼きそばなどの老舗です。

そこでも、ビールにお酒・お好み焼きに焼きそば・モダン焼きなどを注文して

テーブルは粉ものとお酒で溢れます。

「もう苦しい~」

「もう食べられない」

「Z-Z-Z-」

スタッフの悲鳴をよそに、食べて・飲んで満足すると

「さあ、食べたか出るぞ!」

これで開きかと思いきや、まだ余力の残っていそうなもの2・3人に

「ちょっと、そこまで付き合え」と何処に行くのかと思うと

なんとコース締めくくりに「松屋」という立ち食いうどんの店に行き、

「月見うどん」か何かを注文します。

その後ようやくお開きになり、タクシーを拾い自宅まで帰るのですが、

帰ってから まだお茶漬けを食べる時もありました。

感心するのは、これ程 暴飲暴食しても次の日に仕事があれば

シャン!として、朝早く起きて誰よりも早く出勤していた事です。

 しかし不摂生が祟ったのか、私が父の診療所に勤務し始めて数年後、脳出血で倒れ、

救急車で運ばれて生死の境を彷徨いました。幸い九死に一生を得て後遺症もなく、

奇跡的に仕事に復帰しました。

それからは180度生活習慣が変わり、「健康オタク」と言えるぐらい

食べ物に気を使い、健康の本を読み漁っています。

大先生(父)

ベストセラーになった食事指導の健康本などを買ってきては、

「読むように」とよく勧められます。

 毎日欠かさず1~2時間歩いてもいて、同じ人間か?

と思う位です。

83歳になりましたが、顔色も良くすこぶる健康に過ごしています。

食欲の秋、ついつい食べ過ぎてしまいがちですが、父の姿を見ていると

「暴飲暴食は控え、腹八分目で旬の物を良く咬み・味わって食べる事が

健康の秘訣なのかな」と感じます。

皆さん!食事の後は忘れず歯磨きを。

歯の健康も大事ですぞ!

医療法人 ソエダ歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.59 「虫の声」

 

——————————————————————–院長ブログ

「虫の声」

   

毎日、食後、家内と1時間ぐらい家の近くの公園を散歩するのですが

公園の中には、大きな池がありその周りを囲むように散歩道があります。

春には、多くの人が花見に訪れ、桜の名所として人気があります。

私は、桜の時期も嫌いではないのですが、どちらかというと、

虫たちが恋の歌を奏でる秋のほうが好きです。

池の水面に映った月を見ながら、秋の虫の声を聞き

家内と散歩ができることに、何だか幸せを感じます。

(家内はどう思っているかわりませんが?)

ところで、

虫の声を聞くと、昔、聞いた 「虫の声」という童謡を思い出します。

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 
あれ、松虫が鳴いている

ちんちろちんちろ ちんちろりん

あれ、鈴虫も鳴きだした

りんりんりんりん りいんりん

秋の夜長を 鳴き通す

ああおもしろい 虫の声

♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪

虫たちが、鳴くのは、ほとんどが、パートナーを見つけ

子孫を残すための求愛行動だそうです。

まあ、人間で言えば婚活ですね。

彼らのほとんどは、越冬せずに、死を迎えるそうですが、

残り短い命を知ってか知らずか、秋の夜長を一生懸命、

鳴いている虫たちに、何だか、愛おしさを感じます

私も、秋の虫が、一生懸命鳴くが如く、

一生懸命、歯科医師として仕事をすることが

与えられた天命だと感じます。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博