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Archive for 3月, 2010

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.3 「カンガルーの歯周病」

 

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「カンガルーの歯周病」

大学を出てしばらく、母校の口腔解剖学教室に籍を置かさせていただき

週に一度、研究のお手伝いをさせていただきました。

口腔解剖学とは、簡単に説明すると歯の形態、構造、組織などを研究する学問です。

当時、教室では比較口腔解剖(人間の歯と他の動物の歯の構造などを比較する研究)の研究

に取り組んでいて、研究で使用する動物の口の部分を調達しなければなりませでした。

そこで、新人のわたしは、数か月に一度ホルマリン漬けの哺乳類の頭の標本を、天王寺動物

園に分けて頂きに行くことになったのですが、その当時、お世話になった獣医の先生が

ぼやいていたことを思い出します。   

「カンガルーが歯肉炎になって困るんだよね」

ほとんどのカンガルーは、草食性です(中には昆虫、キノコを食べる種もいます)

動物園では野生のカンガルーの餌となる草を輸入し、それだけで彼らの食糧とすると

とても高くそうで、予算の関係でしかたがなく彼らの食べる草にふすまを混ぜているそうです。

先生は、本来、野生のカンガルーにとって存在しない、ふすまが彼らの歯にへばりついて

歯肉炎の原因になっているということを推測され

本来食べるべきもの以外のものを食べると、何か問題が起るんだよな~」と

呟かれていたことが、強く印象に残っています。   

本来食べるべきもの 我々人間にとってどうなんだろう?

ファーストフード、ポテトチップなどスナック菓子、カップ麵、冷凍食品などなど

わたしの父、祖父の時代にはほとんど存在していなかったものが

街に溢れ、誰でも簡単に口にすることができます。

別にこれらの食品を批判するつもりもないですし、私もたまに口にすることはあります   

しかし、これらが本来人が食べるべきものか? と深く考えると

NOと言わざるをえません。では何が食べるべきなのか?何が食べるべきではないのか?

そんなことを考えていると、娘が目の前でポテトチップをおいしそうに

ほおばりだし娘の顔をみると、一瞬カンガルーに見えました。

『本来食べるべきもの』にについての答えはまたの機会にでも

コメントさせていただきたいと思います。

 

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 口腔外科医師の診察日の変更

口腔外科医師の診察をご希望の患者さま

 

    口腔外科(難症例の抜歯・顎関節治療・

    病理組織検査・外科的処置等)の診察日が、

    平成22年4月1日より、月曜日がなくなり

    金曜日と土曜日のみに変更になりました。

    来院日を確認のうえ、お越しくださいませ。

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.2 「歯無しにならない話」

 

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「歯無しにならない話」

今年のNHKの大河ドラマは「龍馬伝」で、福山雅治さん扮する坂本龍馬が

毎週日曜日、活躍されています。

龍馬と同時代の生きた人物で、歌川国芳という絵師がいました。

葛飾北斎、歌川広重とともに幕末を代表する絵師ですが日本での知名度や、

人気は北斎、広重ほど高くなかったようです。

20世紀の後半になり、ようやく「幕末の奇想絵師」として注目され評価を

受けるようになりました。

クリックで大きくなります                                                                                                                               

彼の浮世絵の中に、「奇体な迷医難病療治」(右図参照)

という、歯の治療をモチーフにした作品があります。

絵の下中心には、抜歯器具をもった歯医者(おそらく

口中医とおもわれる)が鉄漿(おはぐろ)をした女性の

歯を抜こうとしています。                                                                                                                                                     

その下には、木製の総入歯が見られ歯医者の横には、                                    

歯医者と患者の会話が書かれています。

    

歯医者「はのいたむというものは なかなかなんぎなものでござる これはのこらずぬいて

     しまって うえもしたもそういればにすれば 一せうはいたむうれいはござらぬて」

患者  「これはなるほどよいおりようじでございます。」

現代語に訳すると

歯医者 「歯が痛いのは、本当に辛いことでしょう いっそのこと歯を全部抜いてしまって、

     上も下も総入歯にすれば歯の痛みで悩まされることはないですよ」

患者  「これは、なるほど良い治療法ですね」

という風になるでしょうか。

   

今も昔も、歯の痛みは変わらないでしょうが、歯科医療の技術も設備も黎明期であった

江戸時代では痛みがでれば歯を抜いてしまうというのが、常識だったのかもしれません。

ただ、いくら技術が進歩した現在でも、喫煙、食生活など不摂生そして、日頃の歯磨きや

歯医者さんでの定期的なお口のメインテナンスを怠れば、抜いて入れ歯を入れないと

しかたがない状況になる可能性が高くなります。

歯無しにならないためにも、日頃の歯磨きと、最低半年に一度の歯医者さんでの

定期健診をお勧めします。

   

※ 口中医 

  江戸時代には、抜歯や虫歯の治療を行う口中医と出張し入れ歯づくりを専門におこなう

  入れ歯師がいた。大きな違いは、口中医は専門教育を受けていたのに対し入れ歯師は

  全く専門知識がなく、昔大工さんのように親方に弟子入りし技術を磨いたそうです。

  江戸時代には、口中医より入れ歯師のほうが大衆に人気があったようです。

※ 「ARTANDTHEDENTISTBernardS.Moskow」より出典                                            

医療法人 添田歯科診療所 添田義博

PostHeaderIcon スタッフブログ Vol.7 「ホワイトデー」

薔薇  HAPPY WHITE DAY 薔薇

今日はホワイトデーイブですねドキドキ                                         添田歯科女子スタッフのバレンタインデーのお返しにプレゼントと、先生方と技工士さんの                                男性スタッフからホワイトデーのプレセントを頂きました音譜                                              とってもかわいいグラマシーニューヨークのチョコレートケーキでしたキラキラ

それぞれ、食べるのもったいないから、お家に持って

帰ってしばらく飾っておく派と、早速お昼休憩に

たべちゃった派に分かれました(笑)

   

添田歯科女子スタッフは、性格はそれぞれ違っても、

患者さまのお口の健康を思う気持ちは同じですラブ

歯ブラシ方法から、先生には聞きにくいことなど、

いつでも、なんでも気軽に相談してくださいね歯

 

PostHeaderIcon 院長ブログ Vol 1 「四苦八苦」

 

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大変苦労し辛いおもいをしたとき、よく「四苦八苦」するといいますが

この言葉は、仏教からきた言葉で人間として避けることができない、根源的な苦しみ

生、老、病、死の四つ苦しみを加え、生きていく上で生じてくる

「愛別離苦」あいべつりく:愛する人と別れなければならない苦しみ

「怨憎会苦」おんぞうえく:嫌な人と会わなければならない苦しみ

「求不得苦」ぐふふとくく:求めても手に入らない苦しみ

「五蘊上苦」ごうんじょうく:暑い、寒い、痛い、おなかすいた、憂鬱だ、など

肉体、精神があることからの苦しみこの四つの苦しみ加え八苦とし、四苦八苦と言うそうです。

仏教の経典の中に、「抜苦与楽」という言葉がありますが

これは、仏や、菩薩が人々の苦しみを抜きとり副楽を与えるという意味があるそうで、

抜苦には悲、与楽には慈を表し(反対の説もあります)「抜苦与楽」で慈悲を表わすそうです。

   

歯科医院に来られる患者さんは、歯の痛み、歯並び、歯の色、義歯の不具合など

様々な苦しみを抱えて来院されます。

これらの苦しみは、さきほどお話した「五蘊上苦」や「求不得苦」にあてはまるものでは

ないかと思います。

この苦しみ対しては、我々歯科医師は仏や菩薩のような力はありませんが、多少なり

とも解消したり、和らげたりすることができると考えます。

少しでも、患者さんの抱えいる苦しみを抜きとり、快適な日常生活を

過ごしていただきたいという気持ちを忘れず、患者さんの治療に

携わっていきたいと考えています。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

PostHeaderIcon 歯のお話⑥ (知覚過敏)

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冷たいものを飲んだ時に歯がしみて「キーン!」

歯を磨こうとしてもブラシがふれると「ズキン!」

虫歯ではないのに歯がしみて痛いといったことはないですか?

それは「知覚過敏」かもしれません。

※表面上は虫歯ではなさそうでも、見えない部分で虫歯になっていている

場合もあるので自己判断ではなく、歯科医師に診断してもらいましょう。

 
★ なぜ歯がしみるの?

歯の表面を覆っているエナメル質が、何らかの原因で、剥がれたり、亀裂が入るなどで、

象牙質が露出してしまいますと、露出した象牙質にある象牙細管を通じて、歯髄(歯の神経)

直接刺激が伝わり、冷たいものがしみたり、一時的に痛みが出る原因となっています。

★ 知覚過敏になる原因は?

・間違った歯磨き方法(強く磨き過ぎ・硬い歯ブラシ等)

・研磨剤の入った歯磨き粉の使い過ぎ

・歯周病や加齢による歯茎の退縮

・歯ぎしりやかみ合わせによる摩耗や亀裂

・酸性食品の多量摂取

など、様々な要因で発症します。

 
★ 治療方法

症状の度合や原因で治療方法は異なりますが、

軽度・・・柔らかめの歯ブラシ&研磨剤無配合の歯磨き粉で正しくブラッシング

・・・知覚過敏用の歯磨き粉(シュミテクト等)の使用。

中等度・・歯根の表面を薬剤でコーティング

・・しみている部分を歯と同じ色のレジン等で充填する

重度・・・最終手段としては神経をとると、しみなくなりますが極力避けたい治療方法です。

その他、歯ぎしりはマウスピースの製作や酸性食品は適度にして頂くなどがございます。