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PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.71 「捨てウサギ」

 ——————————————————-院長ブログ

「捨てウサギ」

今年は、ウサギ年です。

街を歩いていても、いたるところに、可愛らしいウサギの

置物や写真などが、新しい年のマスコットとして飾られています。

先日、TBSの夜のニュースを見ていると、最近、ペットブームで鳴かない、

小さい、犬や猫は隣近所に気を遣うけど、ウサギなら手軽などという理由で

マンション住まいの人を中心にウサギの人気が高くなっているそうです。

しかし、その裏で、捨てウサギが急増しているそうです。

捨て犬、捨て猫、捨て子、捨て亭主は耳にしますが・・・捨てウサギは初めて聞きました。

ウサギは、飼ってみると、夜中に足をならしたり、コードを咬み切ったり

「可愛くないから飼えない」「もう飼えない」などの理由で

あっさり捨ててしまう人が多いようです。

歯が伸びて、毎月伸びた歯を削るのに、動物病院に行かないといけなくなり、

予想外のお金と手間がかかったりし、ウサギを専門にしている動物病院も

少なく、予想外の治療費や通院の交通費がかかるのも、捨てウサギが

増えている原因かもしれません。

ウサギは、捨てられると、野良ネコに襲われたり、犬に追い回されたり、

生き続けることは、難しいようですが、5年ほど前に東京の河川敷で

捨てウサギが、大繁殖して問題に、なったことがあるそうです。

最近は、捨てウサギ救済サイト(Save  The  Rabbits)や

ウサギを保護するNPO法人などもあるようです。 

NPO法人のスタッフは、「飼う前によくウサギの習性などを十分理解し

納得して飼ってほしい」と呼びかけていました。

どんな動物でもいったん飼ったなら、モラルとして、最後まで面倒を

見てあげるべきだ考えます。

人とペット付合いは、ある意味、人と人の付合いに根本的には

通ずるものがあると感じます。

いったん縁があって私ども診療所に、来院され治療させていただいた患者さんには

自分が働ける限りは、最後までスタッフとともに、治療させていただきたいと考えています。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

 

————-追記————-

『うさぎ編集長』こと受付の岡本です。

今回の院長先生のブログを読んで、私も皆さまにお伝えしたいと思い、

追記させて頂きました。私も長年にわたり、自宅でウサギを飼っています。

現在一緒にいるウサギさんで3代目になります。

ここ数年のウサギブームで、かわいそうなウサギが、増えていることに、

以前からずっと、心が締め付けられる思いでした。

報道があったような、無責任な飼い主達が、許せません!!

歯が伸びすぎてしまうのは、ペットフードと共に、牧草など歯を摩耗する食物を

キチンと与えなかった飼い主の責任だし、足を踏みならす行動は、鳴くことの

できないウサギさんが、一生懸命、威嚇や不満を表現しているのです。

うるさいぐらいに足を踏みならすほど、不安な気持ちにさせた飼い主の

責任だと私は思います。

ウサギに限らず、犬や猫など飼う前に、その動物の習性や飼育方法を

勉強して、本当に最後まで家族として一生を過ごせる人のみが飼ってほしいと

本当に強く願います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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