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PostHeaderIcon 院長ブログ Vol.4 「兎に角」

 

——————————————————– 院長ブログ

「兎に角」

診療所に、私の書いた出来の悪いブログの誤字脱字、表現、

文法等々チェックし、編集してくれるスタッフがいます。

彼女は有能な受付の一人で、受付での応対もそつなくこなし、患者さんにも人気があります。

整理整頓が苦手な私のかわりに、書類の整理から、私のパソコンの修理まで

迅速に対応してくれ、その仕事ぶりには本当に頭が下がります。

最近、私は彼女のことを、親しみこめウサギ編集長と呼んでいます。

というのも、編集長はウサギが大好きで、

家でもウサギを飼っているか らです。

    

さて前置きが長くなるので、とにかく、「兎に角」何か書かないと!

そう、この「兎に角」は仏教の逸話から生まれたそうです。

「兎角亀毛」(とかくきもう)という言葉があり、ウサギに角も無いし、

カメに毛も無い(現実には毛のような苔が生えた種類のカメもいるそうですが)

ということから、この世に存在しないもののことを意味し、ここから転じて、

「もしウサギ角が有るほど有り得ない事が起こったとしても」と前置きして

「今から言うことは当然なことで、疑いも無いことだ」と自分の話の正しさを強調する意味で、

使うようになったと思われます。

   

ところで、父が大学を卒業して歯科医として働きはじめた当時(60年ぐらい前)

日本には、兎の角のごとく、とにかくインプラントなどこの世に存在しないものでした。

(日本では、50年前から使われ始めたといわれています)

父は、「わしが働き始めたころは、インプラントなんてもんはこの世に存在

しなかった、こんな便利もんができるとは思いもしなかった」と、

バリバリと固いものをかじりながら、感慨深げによく話をします。

(実は、父も昔、部分入れ歯を使っていて、15年ぐらい前に私がインプラントを

するように強く勧めました。その際、うまくいかなかったら給料半分にするなどと、

冗談半分で、脅かされながら行ったのですが、そのインプラントが今でも何の問題も

なく活躍しています)

さて、兎に角、そのインプラントですが,、現在では無いことのほうが、

有り得ないようで、今では、歯科医師、歯科関係者は

もちろん、患者さんもその名前を知らないかたの方が

少ないと思います。

私は「兎に角」、とにかく、当然で疑いの無いことですが、

自分で施術したインプラント治療には、自信をもっていますし、責任をもっています。

できる限り長く使っていただけるようアドバイスもしております。

(もちろんインプラント学会指導医の資格を修得したり、インプラントの技術的な

セミナーを受講したり努力もしています)。

ただ、長く快適に使っていただくには、必ず3ヶ月か~6ヶ月に一度の

歯科医院での定期検診と専門的なお掃除をお勧めします。

当院でインプラント治療を受けられた方も、当院以外でインプラント治療を

受けられた方も「とにかく」、「兎に角」絶対に半年に一度は、歯医者さんへ行ってください

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

 

 

 

 

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