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Archive for the ‘院長ブログ’ Category

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.95 「感じられるものの奥に」

「感じられるものの奥に」

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18世紀 ドイツ ロマン主義の詩人 ノブァーリスは

次のように語っています。

すべての見えるものの奥には、見えないものが存在している

すべての聞こえるものの奥には、聞こえないものが存在している

すべての感じられるものの奥には、感じられないものが存在している

おそらく、考えられるものの奥には考えられないものが存在している

(*原文と、ニュアンスが違っていたらすいません)0-14

 

私たちは、限られた狭い世界のものを見たり、聞いたり、

感じたり、それを現実のものだと思っていますが、0-12

見えるもの、聞こえるもの、感じられるものの奥に

想像を超えた世界が存在するのではないかと感じます。

鷹は、私たちには見えないものを見ることができますし

ウサギは、私たちには聞こえないものを聞くことができますし0-07

犬は、私たちの感じることできないニオイを

かぎ分けることができますし・・・・

「ちょっと、聞いてる、スマホばっかり見て、私の言ったこと聞こえた?」

ギョ!家内の瞳の奥に、怒りを感じる

 

五感の中の、味覚を通じ、食べ物を美味しく味わうには、

お口のお手入れが大事です。歯科衛生士

問題がなくても半年に一度は、最寄りの歯医者さんで

お口のチェックとメインテナンスを受けられることを

オススメします。

 

 

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.94 「インプラント周囲炎」

「インプラント周囲炎の話」

インプラントは、チタンあるいはチタン合金という生体になじみのよい

金属でできていますので、歯のように虫歯になることはありません。

ただ、日常のケア、定期健診を怠るとインプラントの周囲にプラークが増え、

インプラント周囲に取りついた歯周病原菌の影響で

インプラント周囲粘膜炎を引き起こし歯茎から出血する、

歯茎が腫れるなどの症状が出てきます(歯でいうと、歯肉炎の状態です)。

こういった状態をほうっておくと、インプラントの周りに歯石が蓄積され

インプラント周囲炎に進行していきます。

インプラントの周りに取りついた歯周病原菌の毒素により炎症が進行し、

膿がでてきたり、病原菌の毒素で歯槽骨が溶けてしまい最悪の場合、

インプラントが抜け落ちてしまいます(歯でいう歯周炎の状態です)

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九州のインプラント研究グループが行った1001名の調査で

インプラント治療後のインプラント周囲炎の発生率が 5年4%

10年で13%と報告しています。

インプラント周囲炎を予防すには、ご自宅での日常的なケアと

定期的な医院でのプロフェッショナルケアが重要です。

インプラント治療を受けられたかたは、年に3回ぐらい歯科医院での

健診とプロフェッショナルケアを受けられることをお奨めします。

無題

 

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.93 「Kさんからの言葉」

昨年の暮のことです。

用事があって、診療所の近くを歩いていたとき0-51

Kさんという患者さんに、声をかけられお茶を誘われました。

Kさんは、父の代からの古い患者さんで、50年以上前から

当院に通っていただいている患者さんです。

 

父の思い出話や、Kさん自身の身の上話などしているうちに

あっという間に1時間ほど時間が経ち、お暇する前にKさんから

「先生や受付、中のスタッフがとても親切で、優しく、治療も

丁寧で痛くないので、絶対に浮気はできないの」とのお褒めの

言葉をいただきました。

数多い歯科医院の中から、当院を選んでいただいていることを有難く思うのと

同時に、改めて、医療人として、ドクターファーストではなく

ペイシェントファーストの心の通った治療、接遇が大事だなと感じました。

 

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.92 「お骨拾い」

昨年10月24日に、父が89歳で他界しました。

長患いすることもなく息をひきとり、大往生だったと思います。

ただ、多くの肉親を亡くしたかたと同じく

もっと、生きているあいだに、ああしてあげればよかった、

こうしてあげればよかったなどと、後悔ばかり沸き起こり

自責の念でいっぱいになっていました。

お通夜から、葬式と慌ただしく時間が過ぎ、斎場でお骨拾いをしていた時のことです

斎場の係の人から、「お骨を下の方から、拾い壷に納めてください」と声をかけられ

家族が代わる代わる、足の骨を骨壺に納めてゆき、最後に

頭の部分の骨を納めていたときのことです

娘が「あれ、おじいちゃんの顎に黒いものくっついているよ」と声を上げました。

よく見ると、歯ではない、黒っぽい金属のボルト状のものが顎にしっかりと残っていました。

このボルト状のものは、実は私が24年前に父の顎に行ったインプラントでした。

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父の顎に残っていたインプラント。

邪魔にならず、父の体の一部として

最後までお役にたっていたのだなと考えると

何だか、心にこびり付いた自責の念が消えていき

父が微笑みかけているような気がしました。

 

 

インプラント治療をはじめて、25年になりますが、治療に望む度に、辛い思いをして

治療を受けていただいた患者さんにできるだけ長く、お役に立ってほしいと願っています。

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.91 「真田丸」

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正月に、大阪城から真田丸があった

天王寺区餌差町までの

「真田丸をめぐるモデルコース」を

ウォーキングしてきました。

 

ところで、真田丸は、真田信繁(幸村)が

難攻不落の城といわれた、大阪城の唯一の

弱点といわれた南東部に作られた砦(出城)で、

大阪冬の陣で、押し寄せる徳川の大軍を手玉にとり

大敗させた場所として有名です。

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その真田丸、何と最近の研究で、何と小生が、高校時代を過ごした母校にあったことが

わかったのです。「学校の近くに真田山公園があって、体育の先生に

よう走らされましたは・・・真田山公園もうコリゴリですわ!」

高校生の小生の声です。

冗談はさておきウォーキングマップに従い、大阪城公園から、南へ途中、

細川ガラシャの終焉の地、越中井を経て、真田丸へ。

昨年の大河ドラマ「真田丸」の影響もあってか、正月にも関わらず、

結構人が訪れていました。

母校のテニスコートの横に、立派な真田丸の顕彰碑までが立てられていたのには

驚きと感慨深い気持ちがこみ上げてきました。

真田

 

この真田の旗印(家紋)は六文銭ですが、

一説では、この六文銭、三途の川の渡し賃で、%e7%84%a1%e9%a1%8c

真田家の兵士が、戦で死んでもいいように

六文銭となったといわれています。

それだけ、覚悟をもって戦に臨んでいたと

いう証かもしれませんね。

私も、患者さんの、お口の健康を取り戻したいという気持ちを、

旗印に覚悟をもって頑張っていきたいとおもいますので、

よろしくお願いいたします。

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.90 「地球」

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「地球母なる星」より

私の好きな本の一つに「地球/母なる星」があります。

この本には、40年間18カ国の宇宙飛行士が、

宇宙から撮影した私たちの地球の壮麗さと、

宇宙の神秘を伝える150枚の写真が掲載されています。

この中から印象に残る写真と、宇宙飛行士の言葉を

紹介したいと思います

「それぞれ自分の大陸を指差した。

        五日目には私たちの念頭にはたった一つの地球しかなかった」

スルタン・ビン・サルマン・アル=サウド 

 サウジアラビア

中東シリアのアレッポや、アフリカの南スーダンなど世界の紛争地域で

多くの人々が戦禍に巻き込まれ、家族や家を失い悲惨な状況が続いています。

宇宙から見ると地球はどこにも国境はなく、美しい一つの星です

毎日、紛争地域で領土や国の覇権をめぐって、多くの人々が犠牲に

なっていることを思うと心が痛みます。

帰れる家があって、家族がいて、仕事があることに感謝!

 

「地球を見ていると、宇宙の闇に浮いているクリスマス・ツリーの飾り玉を思い出した。

遠ざかっていくにつれて、地球は小さくなって、とうとうビー玉ほどに縮んでしまった。

想像できないほど美しいビー玉である。美しく、暖かく、そして生きている。

それは非常に脆くてこわれやすく、指を触れたら粉々に砕け散ってしまいそうだった。

これを見れば、人は誰でも考え方が変わるはずだ。

神の天地創造と神の愛に,心から感謝せずにはいられなくなる。」

ジェームス・アーウィン 

   アメリカ

世界で毎年、1500万haあまりの熱帯林が消失し(国立環境研究所)

その広さは北海道と四国、九州を併せた面積に相当するそうです。

主な原因は、アブラヤシやゴムのプランテーションや家畜の放牧を作るための

森林の伐採で人類が排出した膨大な量の、温室ガス二酸化炭素を吸収し、

酸素を供給してくれる熱帯林の消失は、地球温暖化を引き金となり、

海水の温度が上昇し、珊瑚礁の死滅など生態系に深刻な影響を及ぼしていると

考えられています。

美しい星 地球に暮らす一人として、地球の未来が心配になります。

このメッセージを見る度に私たちが日常生活で普段気に留めず使っているものが、

地球の環境を犠牲にしているのかも知れないと思います。

一人の力では、何も変わらないかもしれませんが、国内外の企業がスポンサーとなって、

ワンクリック募金活動を行っていますので、興味のあるかたは

下記、ホームページにてクリックしてみてください。

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PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.89 「大阪中之島ライトアップ」

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こんにちは。院長の添田義博です。

久しぶりの「院長ブログ」を再開しようと、クリスマスに中之島で開催されている

ライトアップを撮影してきました。(見にくい動画ですみません…)

老若男女たくさんの人が、幸せそうに眺めて歩いていました。

クリスマスや年末年始は、ごちそうをいただく機会が増えますね。

痛みや違和感があると、おいしくいただけません。

定期的な受診で、お口の健康を保ちましょう。

 

 

 

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.88 「無常」

—————————————————————————院長ブログ

「無常」

 祇園精舎の鐘の音 諸行無常の響きあり...

これは、皆さんご存知の平家物語のはじまりの一節です。

この無常という言葉、そもそも仏教の言葉で この世に存在するものは、

すべて生滅して 変化し続けているという意味だそうです。

【すべて生まれたものは、限りがあって、死んでゆく】

【すべて集めたものは、限りがあって、散ってゆく】

【すべて得たものは、限りがあって、消えてゆく】

【すべて造ったものは、限りがあって、崩れてゆく】

【すべて高みにあるものは、限りがあって、陥ちてゆく】

これは無常を詠った詩ですが、だれがこの詩を創ったのか

わかりませんが、おそらく仏教の修行者だということです。

私自身、この宇宙に唯一の真理があるとするなら、

「この宇宙で、変化しないものなど存在しない」

すなわち、すべて存在する者は、無常である」ということのような気がします。

人の心も、身体も、人間関係も、そう私たちが住む街、国、世界 この地球も、

そして宇宙すらも変化して止まないのが真理のように思います。

そうした中、淡雪のごとく手のひらに達した瞬間消えていくような幸せを

いつまでも、とけずに残っていると思い、握りしめ離そうとしないのが、

悲しいかな人間の性ではないかと思います・・・。

私は、この「無常」に関して、お釈迦様のキサ.ゴータミという

女性信者の話を思い出します。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キサ.ゴータミは夫と幼い息子と幸せに暮らしていました。

ところが、不慮の事故で夫を失います。

悲しみに打ちひしがれている間もなく、流行病(はやりやまい)で、

最愛の息子も亡くなってしましました。

度重なる不幸に、茫然自失し 息子の死を受け止めることができませんでした。

キサは、村の医者にもう息をしていない息子を見てもらいます。

医者は、首を横に振って言います。

「残念ながら、死んでしまった人間は生き返らせることはできないな」

それでもキサは、あきらめることができず、腐敗し始めた、息子の躯を背負い、

村々をさまよい歩き道行く人に尋ねます。

キサ 「もし、どなたか、この子の死の病から生き返らせてくれるかたを

    しらないでしょうか」

男 「うっ! なんだ、あんた、この子は死んでるんだよ、生き返るわけな いよ」

男は、狂人を見るように、走り去っていきます。

キサ 「もし、そこのご婦人、この子を生き返らせてくれる人をご存じないで すか」

女 「祇園精舎というところに、お釈迦というかたがおられ、何でも、不思議な神通力を

  使って奇跡をおこすという噂ですよ」

キサ 「ほんとうですか!ありがとうございます、お釈迦様にお会いしにそこ に行ってみます!」

キサは、お釈迦さまに合いに祇園精舎を訪れました。

キサは藁にもすがる思いでお釈迦様にお願いをします。

「あなた様が神通力で奇跡を起こすという噂を聞いて、長い旅の末 ここに参りました。

どうか、どうか、この私の息子を死の世界から蘇らせてください お願いいたします。」

お釈迦様は、慈悲深い眼差しでキサを見つめ、答えます。

「あなたの願いはわかりました、 今まで死者を一度も出したことのない家から、

芥子の粒をもらって来て 下さい」

 「本当ですか!ありがとうございます!」

キサは喜び勇んで、芥子の粒を探しにいきます。

キサ 「あの~もし、おたくの家で亡くなられた方はございますか?」

ある家の村人 「半年前、父が事故でなくなったばかりで・・・」

次の家でも 「娘が、流行病で二年前に死んでしまって・・・」

その次の家でも 「兄が、毒蛇に噛まれて一年前に・・・」

キサは、毎日足が棒になるまで芥子の粒を求め、村から村へと歩き続けました。

しかし、死者を出したことのない家は見つかりません。

そして、いつの間にか 祇園精舎の前に戻っていました

お釈迦様は、キサに優しく語りかけます。

 「キサよ、芥子の粒は見つかったな?」

お釈迦様の言葉を聞くなり、キサの目から

とめどなく涙があふれました。

ひとしきり泣いた後、キサはお釈迦様に言います

「無理なお願いをし、申し訳ありませんでした。芥子の粒はどこにも見つかりませんでした。

私は、自分の息子が、死んだにもかかわらず、悲しみのあまり、息子の死を

受け入れることができませんでした。私は、気づきました。

死は、私の息子に起こった特別なことでなく、多くの人がそれを受け入 れて、

乗り越えて生きているということを ・・・そのことを教えていただいて、ありがとうございます。」

お釈迦様 「最愛の息子を亡くすとうことは、耐えがたい苦しみだったでしょう。

しかし、この世のすべては無常です。生まれそして滅して変化し続けます。

我々人間とて、無常ということから逃れることはできません。

私達は、この精舎に集い、無明から目覚め 正しい道をもとめ修行をしています。

あなたも、ここで一緒に修行をしませんか」 キサは、その後 最愛の息子を荼毘にふし、

お釈迦さまのもとで修行を積んで悟りを開いたというそうです。

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行きつけの美容室で若くなったといわれたようで、先ほどから妻が、

ご機嫌で鼻歌まじりに洗濯をしています。

突然、家内の鼻歌が消えました。

家内が「あ~、また~、入ってる、あのね~  

    あなたのズボンのポケットは、いつも

    ティシュだの、紙切れだの、綿棒だの、

    洗濯するものの身になってよ。まったく~」

そう、家内の機嫌も『無常』でありました。

   

ところで皆さん、お口の中も無常です。

噛み合わせも、歯肉の状態も私たちのクリニックでは、

できる限り治療した歯が変化しないように、長持ちするように努力しています。

しかし、どんなに快適で、調子が良くても 最低年に2~3回は

チェックとメインテナンスを受けられる事をお勧めします。

 

※キサ.ゴータミの話は、仏教教典に書かれているオリジナルとは、

 かなり違うかもしれません。

  私の独断と偏見で脚色させていただきました 関係者各位の皆様、ご容赦ください。

   
1年にわたり、お付き合いいただきました、ブログですが
ここで少し一息いれ、暫くの間お休みをさせて頂きたいと思います。
 
読むに耐えないような、稚拙な文章にもかかわらず、お付き合い
いただきました読者の皆さま、そして、様々な私の注文にも、
いつも素早く的確に行動し、編集をしていただいた、
ウサギ編集長に、改めて感謝の意を表したいと思います。
本当にありがとうございました。
 
                        添田 義博

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.87 「梅にウグイス」

 

———————————————————————院長ブログ   

「梅にウグイス」

  
3月11日に、起こった東北関東大地震で

被災された多くの皆様のことを思うと胸が痛みます。

心からお見舞い申し上げます。

   

さて、梅の花が我家の庭に、綻びはじめ、春の訪れを感じさせます。

数日前から、朝早くに『うぐいす』がやってきます。

「梅にウグイス」とよく言われますが、ウグイスは、梅の木を目当てに

やってくるのかなと思い、調べてみると、彼らは、梅の木というより

薄暗い竹薮のほうを好むそうで、梅が目当てはないようです。

「梅にウグイス」といわれるのは、本当のところ

ウグイスが好んで梅の木にやってくるということではなく

(よくやってくるのは、ウグイス色をした目の周りが白い綺麗なメジロです)

梅もウグイスも、どちらも春の訪れを告げる代表のようなものなので

二つ並べて、「梅にウグイス」といわれるようです。

ところで、我家の庭に来るウグイスは

まだ、幼鳥のようで、成鳥のようにうまく

「ホーホケキョ」と鳴く事ができないようです。

「ケキョ、ケキョ、キョ、キョ」

「ケキョ、ケキョ、キョ、キョ」

一生懸命、鳴くウグイスの声を聞いていると、何だか

本格的な春を前に、一生懸命、練習をしているように感じます。

被災地域の皆様には、とても春の訪れなどを感じるなどと

いう状況でないとことは、よく分かっております。

阪神淡路地震、そして今回の東北関東大地震と、大きな自然災害が

起こるたびに、つくづく自然は、我々人間にあまりにも過酷すぎる試練を与えると感じます。

家族を失い、家を失い、仕事を失い、食べるもの、着るものも、事足りない、

生きていくことすら、厳しい状況だと思いますが、悲惨な状況にあっても、

何とか希望を失わずに、生き抜いていただきたいと願っています。

そして、この苦難を乗り越えて、ウグイスの声、梅の花に本当の意味で

春の訪れを喜び、笑顔で迎える日が来ることをお祈り致します。

    

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

    

※当院では『東北関東大震災 義援金箱』を設置致しております。

  皆さまのご協力をお願い致します。

PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.86 「マホメットの奇跡」

 

 —————————————————————–院長ブログ

「マホメットの奇跡」

     

あるとき、マホメットが町の民を集め

「何月何日に、これこれの場所で奇跡を起こす」と公言しました。

当日になり、一目マホメットの奇跡を見ようと約束の場所に

多くの人が集まって来ました。

マホメットは、広場の中心に静かに立って

町の向こうに見える山を見つめていました。

マホメットは集まった人々に向かって

「あの山を、動かしてみせよう」といって

「おおい!山よ!こちらへ来い!」と大声で叫びました。

しかし、山は全く動きません

もう一度、山に向かって叫びましたが

やはり、山は動かず元のままです。

「おおい!山よ!こちらへ来い!」

最後にもう一度山に向かって、さらに大きな声で叫びました。

しかし、山は微動だにしません。

何が起こるのか、固唾を飲んで見守っている大勢の人々は

「な~んだ」という顔で、マホメットに白けた視線を浴びせかけます。

マホメットは、集まった人々に向かって言いました。

「私は三度も山に呼びかけた、しかし山は動こうとしない

それならば、私のほうから山に向かって歩いていくしかない」

そして、山に向かってスタスタ歩いていきました。」

     

この話は、ひろさちやさんの本で読んだのですが

著者によると、自分から山に向かって歩いていくことは

山に近づき、結果的に山が自分に近づいてきたことと同じで、

誰でもできる当たり前のことですが、案外、そういった当たり前のことが

スゴい奇跡であるということが、私たちは気づかないで、見過ごしているそうです。

この話を読んで、人と人の関わりでも、同じことがあてはまると感じます

マホメットが、山に向かって働きかけ、ダメだったら

自分の方から、山に向かって歩いていったように

自分のほうから働きかけることが奇跡を起こす一歩だと・・・・

   

ちょっと、ひと休み、あったかいお茶が飲みたくなったので

何やら、通販のカタログを食い入るように見ている家内に頼みました

「ちょっと疲れたから、お茶いれてくれないかな」

「はいはい」

「熱いお茶のみたいな~」

「はい、お茶ね」

「あの~、お茶 」

「・・・」

そうか、3度、頼んでも お茶は出てこない

それなら、自分でするしかないですね・・・(笑)

さて、昨年、出版関係の知合いに勧められ

「奇跡を呼ぶ歯科医師6人」関西版という本を出させていただきました

自分で決めたタイトルではないので仕方ないですが

何だか大げさなタイトルで恥ずかしい気がします。

私は「奇跡を呼ぶ」などという、大それたことは

とてもできません。

ただ、治療に来られる患者さんのおっしゃることに

耳を傾け、どうすればその方にとって

一番良いのか考え、患者さんの立場になって

真剣に考えるベストを尽くすことが、よい結果に

なればと考えています。

医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

 

ひろさちやさん(昭和11年7月27日生まれ )は、日本の宗教評論家であり、

  多数の一般向けの解説書を執筆されています。

  著書例「仏教入門」・「世間も他人も気にしない」・「ポケットに仏さまを」

      「サラリーマン劇薬人生相談」「ゆったり生きよう」・「無関心のすすめ」等