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PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.85 「五十肩?肩こり?」

 
—————————————————–院長ブログ
 
    
「五十肩?肩こり?」
 
 
 
 
「それでは、虫歯の部分を削っていきますので、少し響きますが、

すぐ止めますので、もし、ちょっとでも痛かったり、気分が悪かったら

左手を軽く上げて下さいね」

ウィーン、ガリガリ、ガリガリ、ウィーン

ウィーン、ガリガリ、ガリガリ、ウィーン

『イタ! イタタタ! イタい!』

「すいません、ちょっと楽にしてください」

歯を削るのを止めて、診療用のチェアーから

立ち上がり、ちょっと右腕を上げようとしてみた。

『イタ!』

ズキーンと先ほどより、軽い鈍い痛みが肩から二の腕に

かけて走り、腕が、頭の高さより上に、挙らなくなってしまった。

そう、イタいのは、患者さんの歯ではなく、私の右肩です。

何か原因不明の痛みが突然襲ってきたのです。

もしや、これって、いわゆる『五十肩?』

頭の中に、少し前に、同じスタディーグループで、いつも懇意にしている

同世代の先生と交わした会話が思い浮かびました。

「いや、この前、子供とキャッチボールをしていたら急に、右肩が痛くなって

それから、だんだん腕が上げるたびに痛みがはしり、今は、電車のつり革も

持つこともできなくて、いわゆる五十肩っていうやつかな、年には勝てんな~」

    

「五十肩」の特徴を調べてみると・・・・・・

原因となる外傷や病気がない

    骨折、脱臼などの外傷を受けたこともなくリューマチなどの持病もない

50歳代に起こりやすい

    20代、30代では起こらない。40歳後半より見られ、50歳代がピークで

    60歳代でも見られる。70歳代以上で見られることはまれ。

肩から腕にかけて痛みがある

      左右どちらかに起こる。肩から首も痛む場合は、首に原因がある

腕の動きが制限される

     腕を前や横から真上に上げる、腕を外や内にひねる等の動きが制限される。

自然に治る 

     個人差はあるものの、6ヶ月~1年ぐらいで治るケースがほとんどである。

      

どうやら1~4までの特徴に当てはまってるようで、

5については様子をみないと分からないようです。

いづれにしても、これから「五十肩」と半年以上も、

つき合っていかないといけないのかと思うと、

何だか憂鬱になってきました。

幸い、以前、整形外科で処方してもらった腰痛の薬が

残っていて、それを数日飲んで安静にしていると、

肩を動かしても、腕を上げても痛みはなくなり、元に戻りました。

幸いなことに「五十肩」ではなかったようです。

結局、原因は何だったのかわかりません。

単なる「肩こり?」だと思いますが、ひょっとして、家族の思いが、肩にズッシリ

重荷のように重く、のしかかり「五十肩?」のようになったのかもしれません。

   

ところで、皆さん。

咬み合わせが悪いと、肩こりになったりすることがよくあります。

歯の咬み合わせの悪い人はもちろん、肩こりのきつい人も、

一度歯医者さんで、咬み合せのチェックを受けられることをお勧めします。

咬み合せのチェックは添田歯科でも、おこなっております

                   詳しくは ⇒ コチラ

医療法人 ソエダ歯科診療所 院長 添田義博

 

※ 五十肩は、肩関節(肩甲上腕部)の異常、痛みと運動制限で

   肩こりは,首から肩の筋肉の疲労によって起こるもので

   両者は混同されやすいが、全く別のものです。

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