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PostHeaderIcon 添田院長ブログ Vol.80 「バレンタインデーチョコ」

 

———————————————————–院長ブログ

「バレンタインデー チョコ」

  

2月14日は、日本で一番チョコレートが売れる日ではないでしょうか。

バレンタインデーが近づくと、多くの女性が恋人・家族・友達・会社の

上司や同僚などに、プレゼントするチョコレートを求めて、デパ地下の

お菓子売り場は女性で溢れ、男性は入りづらい雰囲気になります。

一説によるとバレンタインデーの歴史は、ローマ時代にさかのぼる

とも云われます。

当時ローマ帝国では2月14日は、神の女王であり 家庭と結婚の神

でもあるユノの祝日だったそうで、その翌日(2月15日)からは豊年を祈願する

ルぺルカーリア祭が開催されていました。

祭の前日(2月14日)に若い娘達は、自分の名前を書いた札を桶に入れておき、

翌日の祭の日(2月15日)に男達が桶に入った札をひき、

札をひいた男と札の名前の娘は、祭の間パートナーとして一緒に生活する事と

定められていました。多くの男女達は、そのまま恋に落ちて結婚したそうです。

当時のローマ帝国の皇帝 クラウディウス2世は、故郷に愛する人を残した兵士は

士気が下がるという理由で、ローマの兵士の婚姻を禁止したと云われています。

キリスト教の司祭だったバレンタインは、帝国の法を無視して兵士達を

秘密に結婚させましたが、やがてその事が発覚し、捕えられ処刑されました。

処刑の日はルぺルカーリア祭が始まる前日で、ユノの祝日の2月14日が

選ばれたと云われています。

キリスト教徒にとって殉教したバレンタイン司教を祀り、

この日を祭日とし、恋人達の日となったそうです。

この恋人達の日のバレンタインデーに、どうしてチョコレートが

送られるようになったのでしょうか?

もともとキリスト教圏のヨーロッパでは、バレンタインデーには男も女も

恋人や親しい人に、花やケーキ、カードなどを贈る風習があったそうです。

19世紀後半イギリスのキャドバリー社というお菓子メーカーが、

美しい絵のついたプレゼント用のチョコレートボックスを発売し

それに前後して同社は、ハート型をしたバレンタイン キャンディーボックスも発売しました。

これがきっかけで、バレンタインデーに恋人にチョコレートボックス等を

プレゼントすることが流行しだし、世界中のいろいろな地域に広まっていったそうです。

日本では、戦後 製菓業界や流通業界などが販売促進の為の

普及が試みられ、日本社会で定着したのは1970年代後半です。

女性が男性に親愛の情を込めて、チョコレートをプレゼントすると

いうスタイルは日本独自のものだそうです。

私事ですが毎年バレンタインデーが近づくと、ほろ苦い記憶が

よみがえってきます。

あれは、たしか小学校1年生の時でした。

その当時「バレンタインデー」と言っても、今ほど女性がデパ地下のお菓子売り場に

殺到する程の認知度はなかったような気がします。

図前

いずれにしても、その年 同じクラスの横の席の女の子から

バレンタインデーに、初めてチョコレートをもらいました。

綺麗な銀色の箱に入ったハート型のチョコには

『いつまでもなかよくしてね ♡みゆき』というメッセージが

デコレートされていました。(図前)

母:「へ~、あんたみたいな子が、女の子からチョコレートの

  プレゼントなんて、ちょっと見せてみ」

私:「触らんといて」

母:「みゆきちゃんか、どんな子やの?

   これから貰えるかどうかわからんし、また来年も貰える様に

その子と仲良くさせてもらい」

初めてもらった記念すべきチョコレートに、とても良い気分で、毎日箱を開けてハート型の

チョコレートを眺めては箱に戻し、食べずに部屋に飾っておいた事を思い出します。

それから数日して近所の悪ガキが遊びに来て、部屋の中でしばらく遊んだ後、

一緒に外に遊びに出ました。家に戻ると、誰かが箱を開けた形跡がありました。

嫌な予感がして箱を開けると、チョコレートのハート型の周りが

図後

かじりとられ、名前の文字も「ゆ」がはがれて、

「みゆき」が「みき」になっていて、リンゴの芯のように

なった無残なチョコレートが残っていました。(図後)

近所の悪ガキが、私が母に呼ばれて部屋を空けたすきに、

私の目を盗んでチョコをかじったようです。

結局リンゴの芯のようになったチョコレートを涙ながらに食べ、

なんだか甘酸っぱかったような気がした事が、今でも印象に残っています。

あまりにしょげかえっている私に、母は。。。

母:「同じチョコみつけてきたろか?」

私:「そんなん、いらんわ!」

母:「あんた歯医者の息子やから、神さんがチョコレート食べるのを我慢させる為に

   こういうことになってんわ」

私:「お母ちゃん『あんたは川から流れてきた子や』って言うてるやん。

   歯医者の子供とちゃうのに、なんでや」

母:「あっ、いやいや。まあ来年も貰えるかもしれんから元気だし」

それからしばらくして、みゆきちゃんはクラス替えで他のクラスになってしまい

彼女から、もうチョコレートを貰う事はありませんでした。

バレンタインデーには、たくさんの方がプレゼントにもらったチョコレートを

味わわれると思いますが、チョコレートを食べた後は

お口のお掃除を忘れずに!

最近では、キシリトール配合で砂糖が入っていない

虫歯にならないチョコレートが、販売されています。

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彼氏の虫歯予防にいかがでしょうか。

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医療法人 添田歯科診療所 院長 添田義博

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